毎朝聴いている、TBSラジオの看板番組
『伊集院光とらじおと』。

毎回、ゲストの話しを引き出す
伊集院光の話術のうまさに
感動するのですが、今日は
それを上回って、ゲストの
言葉遣いのすごさに感動しました。

今朝のゲストは、氷川きよし。

冒頭の挨拶コメントが流れた時、
ビリビリっとしびれました。

そのコメントがこちら↓

おはようございます、氷川きよしです。伊集院さんとお話をさせていただくのは初めてなんですけども、伊集院さんは、ファミコンの本の、連載もやられてたんですよね。で、僕もファミコンは子供の時に好きで、そういうお話もいろいろとさせていただきたいと思うんですけども、何か共通の話題で盛り上がりたいと思うんですが。演歌やJ-POP、アニメソング。去年は『ドラゴンボール超』の主題歌『限界突破×サバイバー』という唄を歌わせていただいて、で今年は、『ゲゲゲの鬼太郎』のオープニングの主題歌を歌わせていただいておりますが、これからも、いろいろな幅広い歌に挑戦していきたいと思うのですが、歌の話や舞台の話、いろんな話をさせていただきたいと思っております。楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたしまーす。

どこにシビれたか、分かります?

ファミコン

ここです。

ファミコン!

氷川きよしは、明日9月6日が
誕生日で、今年で41歳!

まぁ46歳の私と、ほぼ同世代です。

彼が13歳の時にはスーパーファミコンが
発売されていますから、スーファミ、
プレステ、ゲームボーイなどですよね、
すぐに頭に浮かぶゲーム機と言えば。

で、普通に言うなら「ゲーム」ですよね。

けれども、伊集院光が今も連載している
「ファミ通」という雑誌名でもなく、
「TVゲーム」という一般名詞でもなく、
あえて、「ファミコン」という
固有名詞を選んでいるわけです。

これ、要するにファンの方々に一番
分かりやすい単語を選んでいるわけです。

私たちの親世代にとって、ゲームは
すべてまとめて「ファミコン」でした。

その下の世代である、50~60代ぐらいの
女性たちにとっても、「ファミコン」は
お馴染みの言葉でしょう。

これをわざわざ選んで使っている。

いや、もう、こういう言葉遣いが
沁みついているんだと思って、
鳥肌立ちました。

さらに、短い挨拶の中で、アピールしたい
こと、今日話したいことを、自然な流れで
ほとんどすべて詰め込んでくる、アピール力!

アシスタントの安田美香に初めて言及する
際にも、実にさりげなく
「美しい方で」
と、放り込んでくる社交力!

彼女が年上(44歳)と分かった時にも
「お若いですよね。年下だと思ってました」
「妹ちゃんみたいなキャラ」と
本当にさりげない口調で畳みかける
誉め言葉の波状攻撃!

これが、超一流芸能人の人間力なのだな、と
朝から感動してしまいました。

やっぱり、氷川きよしは素敵。

今日も、新しい気づきに感謝です。

P.S.
ラジオではハスキーボイスで、ドジな
エピソードを連発する安田美香。

もっとおばちゃん顔かと思っていましたが
今日初めてググってみたら、確かに
可愛らしいルックスでした!