こんにちは、株式会社プラップル コピーライターで
ソコキコ™オフィシャルトレーナーの佐藤秀治です。
私もこうしてブログを書いていますが、実際のところ
苦労しています。
職業柄、ずーっと「責任」を背負って文章を公表して
きましたので、いろいろ考えちゃうんですよね。公平
性とか、正確さとか。
で、書き始めると引用資料を確認したり、一次ソース
を探したり、さらに深い論拠を求めたりして、中々
ゴールまでたどり着きません。
でも、ブログをサクサク書けちゃう
人はいっぱいいます。
ずーっといろんな方のブログも見てきましたが、傾向
がいくつかあります。
たとえば、こんな感じ ↓
- ほのぼの日記(趣味、育児、料理など)
- プチ自慢日記(グルメ、仕事、旅行など)
こういうものは、割と簡単に書けますよね。極私的な
ことを、飾らずに書けばいいんですから。
さらに簡単なのは、次の分類。
- 極論・暴論(時事、政治ネタなど)
- トンデモネタ(似非科学、陰謀論など)
- パクリ系(マスメディアやネット、他人のブログ)
- こたつゴシップ(テレビや雑誌を見て書くだけ)
こういうのは理性と知性を脇に置くだけで簡単に
書けるネタがあります。
この4分類は、悪いブログの例でもあります。
でもまぁ、個人のブログなら許される範囲ではあり
ます。あくまで、個人の意見ですからね。
しかし残念ながら、多くのネットメディアには、個人
ブログと変わらないレベルの記事が数多くあります。
その理由には、時間とギャラの少なさ。そして、編
集部が編集部として機能していないことが挙げられ
るでしょう。
ライターが取材も下調べもせずに、思いつきに沿っ
て記事を書き、その内容をチェックする編集部が存
在しない(または機能していない)状況があります。
と、世間への愚痴はここまでにして本題に入ります。
書けない人には、3つのタイプが
さて、ではブログがサクサク書けないという人は、
どんなタイプなのかと考えてみたのですが…
基本的には、下記の3つのタイプに大別できます。
- 材料がない人
- 材料があり過ぎる人
- 自信がない人
「材料」とは、文章を構成する「知識」であり、
「経験」であり、「感情」です。
家を建てるのに材料が必要なように
文章を書くにも、材料が必要です。
ここで、疑問がわきますよね?
「材料がない人が、文章を書けないのはわかる。
けれど、材料があり過ぎる人が書けないのはな
ぜ?」と。
答えは簡単です。
だって、このブログも、長いでしょう?
書けること、書きたいこと、伝えたい、
分かってもらいたいと考えること
(=材料)が沢山あると、中々最後まで
書き切れないものなんです。
少し大げさですが、スペインのサグラダ・ファ
ミリア教会をイメージしていただけると、分か
りやすいでしょう。
材料があり過ぎるというのも、大変なものなんです。
これは、自分の考えを早々に固めてしまって、その
一部分を切り売りするように文章を書いている人と
は大きく異なります。
材料とは、未完成なもの。
一部分(部品)とは、完成品のひとかけら。
材料から作られる文章は書くたびに進歩しますが、
「一部分」を切り崩して量産している文章には進歩
が生じません。
毎回毎回、新しい材料で文章を書いている人は、毎
回毎回生みの苦しみを経験しているんです。
誰にでも、書くべき材料はあるんです。
だから、自信を持ちましょう。
では、「材料がない」「自信がない」という人が
文章を書くためにどうすればいいか?
これも、答えは簡単です。
自分の中にある「想い」や「経験」や
「知識」を棚卸すればいいんです。
自分の中にあるモノをすべてメモに書き出して、順
番に整理していけばいいんです。
これ、私の文章講座でも毎回お伝えしているんで
すが、ほとんどの人が「大切にしている想い」を
埋もれさせているんです。
それはなぜか? この答えも簡単です。
ちゃんと言語化していないから、
大切な気持ちが、言葉にならずに
埋もれてしまうんです。
「自信がない」っていう人は、「私なんかが…」
と世間に遠慮しているだけです。
そんな遠慮は必要ありません。
あなたから自信を奪ってきた、心ない人たちの
言動など、一切忘れてしまうのがいいです。
ちゃんと棚卸してみると分かります。
誰にだって、人に伝えるべき
価値ある想いがあるんですから!
だから、誰の中にも、文章の元となる材料は
揃っているんです。
でも、材料が揃っただけでは、何をどう組み
立てていいか分かりません。
ここで大切なのが、設計図です。
材料と設計図が揃っているかどうかが
一番のポイントなんです。
設計図っていうのは、要するに「誰」に「何」
を伝えたいのかを、はっきりと決めておくと
いうことです。
どんな言葉を使えば、相手にも伝わりやす
いか。
どんな状況を描けば、相手にもイメージし
てもらえるか。
そういうことを描くのが文章の設計図作りの、
重要なポイントなんです。
まずは一歩を踏み出してみましょう。
相互理解はいつだって、自分の発信から始まり
ます。
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