こんにちは、株式会社プラップル コピーライターで
ソコキコ™オフィシャルトレーナーの佐藤秀治です。
唐突ですが、自分の強みについて、あなたは堂々と
説明できますか?
私も、自分の強みを、自分自身で把握するのに、随
分年月がかかりました。
私の強みは何でしょう?
……文章を書くことに慣れていること?
…随分長く(いろんな)ライターをしてきたこと?
…大手外資系企業のブランディングに従事してきた
こと?
…大手IT企業の中から、最先端のモノゴトを見聞し
てきたこと?
…日本中を回って、数えきれないくらいの取材を
重ねてきたこと?
…企業のトップから大学教授、病院長、中央省庁の
役職者や代議士など、多彩な人々にインタビュー
を重ねてきたこと?
これらは、確かに私の自信を支える根拠にもなりま
した。でも、本当に「私の強み」と呼べるものではあ
りませんでした。
だって、立場によって得られたものって、ほかの人
が、その立場に取って代わった時に、自分だけの
モノではなくなるじゃないですか。
文才だって、世の中に数多くいる才能と比べて
みたら、大したもんじゃないだろうと。
コピーライターとしても、特に際立った実績は
ありませんしね。
だから悩みましたよ。
自分の強みって何だろうって。
そして、分かったことがあります。
私の強みは「感受性の強さ」だって。
………「は? 何それ?」って思いますよね?
「感受性の強さ」なんて、自分で言うの恥ずかしい
ですからね。
でも、まぁそういうことなんですよ。
私が文章を書く事が好きなのは、いろんなこと
を感じ取れるから。
私がインタビューを得意としてきたのは、相
手の「何か」を感じ取るのが得意だったから。
そういうことが、最近になって腑に落ちて
きました。
さらに言えば、
素直に頑張ってきたこと。
くじけずに続けてきたこと。
…そんなことが私の強みなんですよね。
もちろん、こんな照れ臭いことを
自分一人で考え至ったわけでは
ありません。
人に教えてもらったんです。
人に指摘してもらったんです。
ありがたい話です。
だから対話って、大切なんですよね。
心を開いて話を聞いてもらえる相手がいるかどうか
が大事なんです。
「笑談快縁」のお客様が、私と話をすることで、
自分自身の強みやストーリーに気が付いて、楽しそ
うに帰っていってもらえるのは、本当にうれしいこ
となんです。
だけど本当に、人それぞれの「強み」って、言葉に
してみると結構、当たり前のような事だったりする
んですよね。
たとえば、イチロー選手。
野球界の生きる伝説です。
イチロー選手の強みは、
意志の強さ
だと言えるんじゃないでしょうか。
引退会見のコメントにも、それが現れ
ています。
──いま思い返して、印象に残っているシーンは。
今日を除いてですよね。この後、時間がたったら今日が一番真っ先に浮かぶのは間違いないと思います。それを除くとすれば、いろいろな記録に立ち向かってきたんですけど、そういうものは大したことではないというか。
自分にとって、それを目指してやってきたんですけど、いずれそれは僕ら後輩が、先輩達の記録を抜いていくというのはしなくてはいけないことでもあると思うんですけど、そのことにそれほど大きな意味はないというか。そんな風に今日の瞬間を体験すると、すごく小さく見えてしまうんですよね。その点で、たとえば、わかりやすい10年200本打ったとか、MVPをとったとか、オールスターでどうたらというのは、本当に小さな事にすぎないと思います。
AERA dot. イチロー引退【会見全文・前編】「監督は絶対無理。人望ない」「日本復帰の選択肢はない」より
10年200本打ったとか、
MVPをとったとか、
オールスターでどうたら
というのは、本当に
小さな事にすぎない
こんなこと、普通言えないですよ。
本当にスゴイ人ですよね。
イチロー選手は「少しずつの積み重ね」だと
言っています。
だから少しずつの積み重ねが、それでしか自分を超えていけないと思うんですよね。一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、それは続けられないと僕は考えているので。地道に進むしかない。進むというか、進むだけではないですね。後退もしながら、あるときは後退しかしない時期もあると思うので。でも、自分がやると決めたことを信じてやっていく。
でも、それが正解とは限らないわけですよね。間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど。でも、そうやって遠回りをすることでしか本当の自分に出会えないというか、そんな気がしているので。そうやって自分なりに重ねてきたことを、今日のゲーム後のファンの方の気持ちですよね。ひょっとしたらそんなところを見ていただいていたのかなと。それはうれしかったです。そうであればうれしいし、そうじゃなくてもうれしいです。あれは。
AERA dot. イチロー引退【会見全文・前編】「監督は絶対無理。人望ない」「日本復帰の選択肢はない」より
イチロー選手は、野球選手としての高みを目指して、
努力を惜しまなかった人なんですよね。
自分にできることを増やすために、自分の能力を伸ば
すために、考え続けて、試し続けて、工夫し続けてき
た人なんですよね。
多くの人は、理想の自分に近づくための地図をも
らっても、歩き出さないものです。
でも、イチロー選手は歩き続けています。
千里の道も一歩から
すべての道はローマへと通じる
こんな諺は、誰でも知っています。
でも、本当に歩みだす人は少なかったりします。
思うにイチロー選手は、
高みへと向かう千里の道に、
一段一段、石を積み重ねるように
して道(階段)を作って、
歩み続けた人なんだろうな、と。
こんなに努力を続けられることが、ここまで信念を
貫けることがイチロー選手の最大の強みなんだと思
うわけです。
野球の才能や、肉体的素質もあったでしょう。
でも、積み重ねることができたから、偉大なる野球
選手としての今があるわけですよね。
この強みはしかし、誰にだって
備わっている能力の一つですよ。
人間、その気になれば、誰だって(何かしらの)高
みにたどり着けるものなんです。
誰にだって、強みはあるんです。
あとは、そのことに気が付くかどうかです。
どこかで習ってきた資格とか、
誰かから聞きかじってきた知識とか、
そういうことじゃないんですよ、
人間の強みって。
あなたの強みは、きっとあなた自身が「こんなの
当り前じゃない?」って思っている中にあるんで
すよ。
あなたのお話、ぜひ一度、ゆっくり聞かせてくださ
い。私が引き出せることは、すべて伺いますよ。
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