お客様を動かす「共感作り」の専門家、佐藤秀治です。
昨日のエントリーの続きで、先日の10分スピーチの
Web上再現をば、進めさせていただきます。
私はこれまで、いろんな仕事をさせていただいてきました。広告にダイレクトメール、会社案内に企業Webサイトの全面リニューアルに動画の企画制作など、いろんなことをさせていただいてきました。
こうした仕事は、一見バラバラに見えますが根本は共通しています。私が行ってきた仕事はすべて、お客様の心を動かすための“価値”を伝えること。心を動かすために、“共感”を呼び起こすストーリーを描いて伝えることでした。
その中でも、特に数多く関わってきたのが「お客様事例」という記事の制作でした。
ITというのは実体がありませんから、ソフトウェアやサービスを実際に導入したお客様に「そもそもどのような目的で導入されたのか」「ビジネスの何が改善されたのか」と根ほり葉ほりお伺いして、ストーリーをまとめるんです。
ほかのお客様が読んで「ああ、なるほど! これはうちのXXにも当てはまりそうだね!」と、その価値を具体的にイメージしていただけるように、まとめるんです。
このお客様事例を、IBM時代から約18年続けてきまして、日本46都道府県……山口県だけ、なぜかご縁がなくて……それ以外はすべて回ってきました。
取材した数は数えていないのですが、ざっと見積もっても数百の企業・団体。
中小企業に大企業、教育機関に医療機関、官公庁・自治体など、さまざまな業種で、現場の担当者様から経営層、病院なら院長先生や看護師長など、さまざまな職責の方々、数千人以上にインタビューしてきました。
そうした中で、1つ感じていたことがあるんです。
日本中の企業・団体に共通する課題があるな…と。それが「説明不足」ということだったんです。
「お客様事例」ですから、お客様が引き立つように記事を書くんですが、ご担当者様にお話を伺っても、資料をいただいても、Webサイトを読み込んでも、会社案内に目を通しても、ピンと来ないものがあるんです。
その会社ならではの「強み」が何であるのか?
この、一番大事なポイントが、どうしても、今一つ、腑に落ちないことがあるんです。
「あ、これか!」とピンと来ないことが多々あるんです。これ、とても大事なことなんです。
企業のブランディングなんていうと、難しいことに感じるかもしれません。大企業だけの特権と思うかも知れません。でも、ブランディングというのは“いかにうまく、自分たちの事を説明するか”ということなんです。
全然、特別なことじゃないんです。
と、いうところで今日は筆を置かせていただきます。
続きは、また明日、アップさせていただきます!
こちらの記事も、ご参照下さい。
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■笑談快縁(株式会社プラップル)
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