観てきました、『パシフィック・リム:アップライジング』!
前作『パシフィック・リム』を愛してやまない身としては、
非常に楽しみでありまして、9歳の息子と一緒にテーマ曲を口ずさみながら、
数日前から盛り上がっていたくらいです。
で、本当は息子と一緒に吹き替え版から鑑賞する予定が、息子の体調不良によって一人で字幕版へ。
しかも、自由に移動できるようになったので、“極上爆音上映”でおなじみの
立川シネマシティのシネマ・ツーまで足を運んで鑑賞してきました。
前作とは全く異なるテイスト! 異なるキャスト!
さて、率直な感想を書きますと、前作とはまるで別物です。
でも、面白いことは確か。何も考えずに楽しんでください。
細かいところに突っ込みを入れ始めると、楽しむことができないくらい
突っ込みどころ満載ですw
ストーリーが薄いので、ネタバレなしで書くのは結構大変な映画なのですが、
以下、ネタバレにならない範囲で書きたいと思います。
もっとも、最終決戦の地に、日本が選ばれていることはTV-CMなどでも
周知されている事実ですので、そこは安心して触れますが……
えーとですね、日本にカイジュウたちが向かう必然性が非常に薄いですw
もーこれは、本当に日本の特撮・アニメファンへの気配りでしかないですね。
日本市場も取りこぼさないぞ!というワーナーの心意気が伝わってくるようですw
で、前作から引き続き登場するキャストはわずかに3名!!!
ニュートン・ガイズラー(古谷徹)とハーマン・ゴットリーブ(三ツ矢雄二)と
森マコ(林原めぐみ)のみ!!!!
主人公のジェイク・ペントコストを演じるジョン・ボイエガは、
ディズニー版スター・ウォーズに続いて
「基本ダメな人物だが、最後にはやる」キャラとして登場。
むしろ、あっちのフィン役よりも、こっちのジェイク役の方が格好良い。
イェーガーもかなり変化! まるでエヴァ meets トランスフォーマー
で、イェーガーも怪獣も刷新!!!
回想シーンも結構あるので寂しさはありませんが、
対怪獣戦争終結からたった10年で、ここまで世界は変わったのか!と。
そもそも、怪獣と戦っている時に「予算打ち切り」になったほどの
イェーガー開発が、戦争終結後にまさかここまで拡大しているとは……。
シナリオは、そういう意味はテキトーです。
なので、細かいことは気にせず、映画の勢いに身を任せて鑑賞することを
強くお勧めいたします。
もう一人の主人公として、怪獣に家族を殺されたのち、一人逞しく育っていた
アマーラ・ナマーニが登場します。
で、ジェイクとアマーラが、フィンとレイのように出会うわけですw
そして、小さな違法イェーガーが、トランスフォーマーよろしく
変形して転がりまくります。
いや、あの転がり方はBB-8……
……まぁやめておきましょう。
しかし、前作とかなり違うのはキャスティングだけではありません。
前作のバトルは、重厚感溢れるロボットと、質量豊かな怪獣との戦いでした。
けれど今回のイェーガーは、まるでカンフーアクションのようにスムーズ
かつスピーディーに動きます。
前作ではマジンガーZから、精々初代ガンダムまでの遺伝子を持っていましたが
今回は、言ってみればGガンダム以降の遺伝子。
特に、エヴァンゲリオンの影響が色濃いのかな、というのは私の感想。
とにかく、動きが「巨大ロボットのそれ」ではないんですよね。
操作方法は変わっていないのにw
そして、あまり深くは言えないのですが、クライマックスのあれも、
やっぱり、アレだよな……とか。
さらに、肝心の2人の博士の活躍も中途半端。
やっぱりデル・トロが直接監督してくれないと!
でも楽しいです。
逆に、前作のロボット遺伝子が古くて馴染めなかった世代には、
こちらの新しいロボット遺伝子の方が素直に楽しめるのかもしれません!!!
ぜひ劇場でお確かめください!
ちなみに気になるのは、やはり中国の扱い
この映画を観ると、「やっぱりここでもそういう認識だよね」となるんですが、
やっぱり、世界最先端のハイテクを扱うのは、いまや中国なんですよ。
日本がこの映画で取り上げられているのは、特撮・アニメへのオマージュだけ!
この事実に、日本の大人(成人男子)として向き合いたいと思いますw
【作品メモ】
2018年・アメリカ。
【監督】スティーヴン・S・デナイト
【脚本】キラ・スナイダー:エミリー・カーマイケル:スティーヴン・S・デナイト:T・S・ノーリン
【原案】スティーヴン・S・デナイト:T・S・ノーリン
【原作/キャラクター創造】トラヴィス・ビーチャム
【製作】ジョン・ボイエガ:ケイル・ボイター:ギレルモ・デル・トロ ほか
【キャスト】ジェイク・ペントコスト /ジョン・ボイエガ(中村悠一):ネイサン(ネイト)・ランバート/スコット・イーストウッド(小野大輔):アマーラ・ナマーニ/ケイリー・スピーニー(早見沙織):森マコ/菊地凛子(林原めぐみ):ニュートン・ガイズラー博士/チャーリー・デイ(古谷徹):ハーマン・ゴットリーブ博士/バーン・ゴーマン(三ツ矢雄二):リーウェン・シャオ/ジン・ティエン(魏涼子):ジュールス・レジェス/アドリア・アルホナ(坂本真綾):チュアン司令官/マックス・チャン(子安武人) ほか
■制作:レジェンダリー・ピクチャーズ