突然PCが無線LANにつながらなくなるトラブルの
おかげで、日付を大幅にまたいでの更新となりま
す。ごめんなさい。
株式会社プラップルの佐藤です。
私のお仕事は、コピーライターですが、
お客様導入事例記事の取材・制作が多いため、
最近ではストーリーテラーとも名乗らせていた
だいております。
これまで、日本国内46都道府県で、いろんな職
業・職責の方々にインタビューさせていただい
てきました。
インタビューですから、当然、いろんなことを
伺います。いろんな角度から質問して、話を聞
き出します。
これがしかし、何年やっても緊張するんです。
毎回、インタビューが終了すると、ものすごく
疲れます。
そもそも、人見知りなんですよ、私。
でも、お仕事ですから、一生懸命ヒアリングし
ます。
ただ、それ以上に楽しいことも確かです。
毎回、インタビューを通じて、勉強させていた
だいています。本当に貴重な知見を、学ばせて
いただいます。
対話は“気づき”の宝箱なんです!
そんな楽しいインタビューを行うために大事な
ことは、大きく分けると以下の3つ。
- 相手に、興味と関心と敬意を持つ
- 相手の話に、正しいリアクションをとる(相槌など)
- 相手の話を踏まえながら質問する
やるべきことは、結構シンプルなんですが、実
際にインタビューするのは難しいものです。
相手の方の職業やキャラによって会話の流れが
毎回違います。
質問への答えが、こちらの期待通りに返ってく
るとは限りません。
そんな中、私自身は一体何を基準として、次の
質問を考え、インタビューを行っているのか…?
そんな、自分の頭の中を整理して
企画・開発したのが、コミュニケーション研修用
のカードゲーム、その名も、
Tangible Communication Card™「ソコキコ™」
なんです。
写真は現在デザイン試作中の「ソコキコ」で
使用するボードです。
1つは、質問カードを置く、クエスチョンボード。
もう1つは、回答者が質問を受けた時の気持ちを
表すために使う、アンサーボード。
このほかに、9種類の質問カード+α を使います。
このゲームをプレイすると、質問力が鍛えられて
初対面の人とも楽しく会話できるようになります。
職場で使えば、社員同士が今まで以上に打ち解け
て、職場の心理的安全性を高めることが出来ます
し、「対面営業」でお客様のニーズを聞き出して
くる訓練にも使えます。
もちろん、私のようなインタビュアーを育てる
ことも可能です。
今日は、3人寄れば文殊の知恵、ということで
このゲームの中身を磨き上げるために、
共同開発パートナーの平和商会 早野さんと、
映像作家の五島一浩さんと3人でディスカッション。
五島さんは、文化庁メディア芸術祭などで
実績のある方です。
当社に映像のお仕事をいただくと、いつも
一緒に制作に参加していただきます。
お世話になっております。
そんな五島さんは、今日が「ソコキコ」
初体験。
「百聞は一見に如かず」といいますので、ま
ずは実際に体験していただきました。
以下、モック製作中で散らかったままの机が
写っておりますが、その点はご容赦ください。
早野さんが「話す側」に回って、
五島さんは、その話を聞いて質問する役に。
規定の枚数が配られた「質問カード」の中か
ら、質問したい内容のカードを選んで質問し
ていただきます。
ちょっと悩みながら選んだカードをクエス
チョンボード上に置いて、質問します。
質問された早野さんが、「いい質問」か
「普通の質問」か「イヤな質問」かを
即座に判定するコマを、アンサーボード上
に置いてから、質問に答えます。
これがなかなか盛り上がるんです。
8ターンの体験プレイを終えた五島さん。
うれしい感想をもらいましたので、下記に
引用させていただきます。
これ、楽しいですね!
思った以上に(アンサーボードに置かれる)コマの色(による相手の反応)が気になりますし、最初は戸惑いましたけど、カードがあることで質問も考えやすいですね。
何というか質問する側も「自分が何を聞きたいのか」が分からなかったり、話をする側も、自分が「分かってないこと」とかいっぱいあると思うんですけど、このカードを「使わなきゃいけない」っていう制約が、かえって質問を考えるのに役立ちますし、「もっと深い所まで、相手の話を理解したい」という欲求につながりますね。途中から自然と「もっと知りたい!」っていう気になりましたもん。
いろんな用途に役立ちそうですね。語学教育にも使えると思いますよ、これ。
……五島一浩 談
でしょ!
と、ばかりにうれしくなりました!
ありがとうございます!
ここで使う質問カードは、とても基本に
忠実なものになっていまして、
いつ、どこにいっても、役に立つ内容
になっています。
仕事で役立つのは当然として、初対面の人
との会話を、無理なく盛り上げることが
可能になります。
だって、私自身が実践しているテクニック
を、かなり忠実にゲームに落とし込んでい
ますので。
昨日の和酒会で初めての方々と楽しく盛り上がる
ことが出来た背景に、このテクニックが
あるんです。
だって、そもそも私は人見知りなんですか
ら。そんな私が、「話が上手い」と言われ
るような秘訣を、ここに盛り込んでます。
だから、このゲームも多くの方に楽しんで
いただけるのではないかと願っています。
今日も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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