こんばんは、株式会社プラップル
佐藤秀治です。
質問力、文章術、多角的思考のセミナー
を開催させていただいております。
詳しくは下記のリンク先をご確認くだ
さい。来月の開催日程のアップさせて
いただいております。
以前、あるところで、ある人に
「セミナーをやるなら、誰でもできる
『魔法の言葉』みたいなもの（ネタ）
があるといいですね」
なんて言われたことがありますが、
耳障りが良いだけの、インスタント学
習は、まったくもって教える気があり
ません。
質問力、文章術、多角的思考 →
つまり、「聞く・書く・考える」。
これはコミュニケーションの重要要素
です。
大事なことは小手先のテクニックでは
なくて、心からの態度だと思って仕事
してきましたし、コミュニケーション
のやりとりは、相手によって臨機応変
なものです。
基本は一緒でも、発する言葉は変わり
ます。
覚えやすいネタ（フレーズ）を繰り返
すだけでは、意味がありません。
むしろ、やらない方がマシです。
たとえば、「魔法のさしすせそ」なん
ていうのは、賢い女性が、意中の男性
をホメて持ち上げて、心の脇を甘くす
るために使うような、そんな話です。
対等な立場に立って、創発を促すよう
な実りあるコミュニケーションの基本
になるものではありません。
あるいは、傾聴のテクニックとして
「オウム返し（バックトラック）」が
ありますが、これも、使い方をきちん
と理解していただくためには時間が
かかります。
どんな言葉でも「オウム返し」すれば
いいというものではありませんし、
「オウム返し」することに夢中になっ
ていると結局は相手の話をまともに
聞いていないことになります。
当然ながら、相手に誠意が伝わること
もないでしょう。
私がセミナー/ワークショップでお伝
えしていることは、自分が、心底から
思っていることしかお伝えしないよう
にしています。
20年以上実践してきて、
自分なりに実感していることしか
お伝えしません。
「誰でもできる『魔法の言葉』みた
いなもの（ネタ）」なんてことは、
お伝えしません。
でも、受講いただいた方々に、プラ
スになることは必ずお伝えしたいと
思っています。
セミナーの時間内に気づいていただ
ける要点は、必ずお伝えしたいと
考えています。
きちんと持ち帰っていただける気づ
きを提供したいと願っています。
「このセミナーで気づいていただけ
たことをそのまま実践していけば、
きっと成果が出ます」という気づき
をお伝えすることに努力しています。
実際のところ、自分で納得できるセ
ミナーが最初から実施できたわけで
はありません。
試行錯誤の連続です。
すべては、これまで参加いただいた
方々と一緒に作り上げてきたと言っ
ても過言ではないと思います。
最初に始めた「聞く力・質問力」の
セミナーは参加いただいた方同士の
“対話によるワーク”が中心でしたが
実際に何回か開催させていただいて、
克服すべき課題が見えてきました。
そこで開発したのが
Tangible Communication Card™
「ソコキコ™」です。
すでに、14人にテストプレイして
いただき、予想以上の好反応をい
ただいています。
ウケ狙いの安易な学習は提供しま
せんが、ホントの学びにつながる、
楽しい入り口はしっかり用意させ
ていただきます。
Tangible Communication Card™
「ソコキコ™」は、その大きな
一歩目です。
以上、長文になってしまいましたが
遅ればせながらの所信表明とさせて
いただきます。
今日も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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追伸
自分でセミナーをやってみて
「良かったな」と思うのは、
自分自身のスキルがアップした
ことです。
仏典にも、
「人に教えたように自分も実践
しなさい」といったお言葉があ
りましたが、まさにその通りだ
なと実感しています。
これまでご参加いただいた皆様
には感謝しかありません。
ありがとうございます。
