こんばんは、株式会社プラップル
コピーライターの佐藤秀治です。
髪を伸ばして後ろに流すように
なってから、高い確率で
「貴乃花に似てる!」と
言われるようになりました。
その貴乃花。
正確に言えば元・貴乃花親方が、
月曜に放送された日テレの
『しゃべくり007 10周年2時間
スペシャル』に出演されました。
ネットでも盛り上がってますね。
元・貴乃花親方が、あまりしゃ
べっていないようでいて、しっ
かりと笑いがかみ合った、楽し
い放送でした。
唐揚げの笑いをかぶせるし、歌
うし、お姉ちゃん連れて歩くし。
まぁ面白かったです。
ただ一方で、
息子さんに「靴を作ってもらわな
いんですか?」というくだりと、
娘さんが「恋人を連れてきたら?」
というくだりで強く感じたのが、
「おっちゃん、頑固だな」
ということでしたね。
「靴」の方は、「結局履かないん
かい!」と、くりぃむ上田が笑い
に昇華していましたが、貴乃花の
発言だけ聞くと、まぁ頑固オヤジ
丸出しでしたね(笑)。
【参考リンク】元貴乃花親方が日本テレビ系『しゃべくり007』で息子・花田優一に苦言を呈し好感度UP(@Niftyニュース)
娘が「力士を連れてきたら?」に
「あり得ない!」と食い気味に即
答したことも、「頑固」(笑)。
「家庭的な力士なんて存在しない」
とまで言い切ってましたから(笑)。
実は私、同い年なんです。
1972年生まれです。
でも、私は早生まれなので、学年
は1つ上。
原田泰造と一緒です。
息子と娘に対する、あの感じは、
やっぱり頑固だな、と同年代で
子を持つ者として、普通に実感
するところでした。
でもね、頑固で当然なんですよ。
あれだけストイックに相撲に打ち
込んで、ガチガチの相撲を重ねて
22歳3か月で横綱になった名力士。
頑固でいいんです。
あの頑固さは想定内。
むしろ、そうあってくれないと!
一本筋の通った漢・貴乃花。
それに、憧れているんですから。
ただ、頑固であるのはいいんです
けど、あの番組を見ていて思った
のは……
相撲協会との対話って、
本当に成立していたのかな?とい
うことです。
だって、「笑いの組み立て」なん
て事とは関係なく、ところどころ、
くりぃむ・上田たちの話を“本当に
聞いていない”と感じさせる場面が
あったんですよね。
話のプロ、
笑いのプロを相手にして、
“聞いていない!”(笑)。
これじゃぁ、口の下手な元・力士
同士の会議なんて、とてもじゃな
いけど、円滑には進まなかったで
しょうねぇ、というのが、私の
想像するところ。
貴乃花が発言する。
↓
それに対して、
理事長たちが説明する。
↓
貴乃花が突っぱねる。
あるいは無反応。
↓
理事長たちが説明を重ねる。
↓
貴乃花が突っぱねる。
あるいは無反応。
↓
理事長たちがしびれを切らして
厳しく詰め寄る。
↓
貴乃花が最初の発言に戻る。
……そんなコントのような無限ループ
を、ついつい妄想してしまいました。
日馬富士による貴ノ岩への暴力被
害から始まった大騒動。
角界に古い体質があることは事実
でしょう。
改革すべき体質であることも、多
分事実でしょう。
でも、貴乃花ほどの影響力があれ
ば、もっと上手くやれたんじゃな
いかなぁ……とは思ってたんですけ
どねぇ。
なんで貴乃花が角界を去るなんて
ことになっちゃったのかなぁ…。
でも、私は思うんですよね。
一連の角界大騒動に、本当に悪い
人なんて、一人もいなかったんじゃ
ないか、と。
だから、いろんな話し合いがうま
くかみ合わず、こんな形で幕を閉じ
つつあるのが、もどかしい気がする
んですよ。
結局は貴ノ岩も、損害賠償2413万
5256円を求めた訴訟を取り下げて
いますしね。
相撲協会側の話を追っていくと、
この騒動をひとりで拡大させていっ
たのは、元・貴乃花親方ということ
になりますが……真相は?????
もし、仮に相撲協会側の主張の通り
だったとしても、貴乃花が「わざと」
そうなるように仕向けたということ
はないと思うんですよ。
それだけは、信じていいんじゃない
かと。
だからやっぱり、普段から胸襟開い
た態度で、腹蔵なくコミュニケー
ションできる関係が、大事なんです
よね。
改めて、そう思いました。
今日はすっかり雑談になってしまい
ましたが、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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