こんばんは、株式会社プラップル
コピーライターの佐藤秀治です。
今日、日テレの『世界で一番受けたい
授業』を見ていたら、帝京大学ラグ
ビー部の監督である岩出雅之氏が出演
されていて、同ラグビー部を強くした
指導の内容について話されていました。
私はラグビーにまったく不案内なので
すが、素敵なお話でした。
ご覧になっていた方も多いと思います
が、番組で紹介された中でも特に
ピンっと来たのが
3人トーク!
「練習中にひんぱんに、学年の違う3人
一組でミーティングを行う」と説明され
ていました。
早速ググって見ると、日経トレンディ
ネットにちょうどいい記事がありました
ので一部引用させていただきます。
岩出: 3人トークは、上級生が質問をつかって下級生の考えをうまく聞き出しながら、考え方を整理させて、発言させていく。それを積み重ねることで、下級生に自分の考えをしっかり持ってもらうことが狙いですが、どちらかというと受け身的な方法です。下級生がより能動的に、自分の考えを自分で整理できるように、昨年から選手にSBAR(エスバー)を使ってもらっています。
SというのはSituation(状況)、BはBackground(背景)、AはAssessment(評価)、RはRecommendation(提案)。たとえばケガをして、トレーナーに報告する時のことを想像してみてください。状況(S)と背景(B)をまず整理し、次の評価(A)で自分なりの見立てをして、最後の提案(R)で何をすべきかについての考えを表明する。選手がそこまでできるようになると、相談を受けたトレーナーが、正しい判断をより早く下せるようなる。以前は、SとBをトレーナーに伝えることはできても、それ以降の判断は相手に丸投げ状態でした。つまり、上級生やトレーナーが主体的になるやり方でしたが、それを少し進化させて、下級生にもっと主体的に自分の考えを持ってほしいということで始めました。下級生に自律性を身につけてもらうためのアプローチです。
日経トレンディネット
『ラグビーで勝つよりも大切なことがある サンウルブズ主将×岩出雅之・帝京ラグビー部監督』2018年07月18日より抜粋引用
“3人トークは、上級生が質問をつかって
下級生の考えをうまく聞き出しながら、
考え方を整理させて、発言させていく。
それを積み重ねることで、下級生に自分
の考えをしっかり持ってもらう”
これ、本当に重要だと思います。
質問を使って考えをうまく引き出す。
これは、とても大切です。
私のこれまでの仕事で、一番重要な
ウェイトを占めるのが、実は
“ヒアリング”
なんです。
言葉を変えると、
傾聴と観察
です。
もちろん、企画を考えたり、記事や
動画などのコンテンツの構成を考え
たり、コピーを書くための調べ物や
ビデオの編集などに、かなりの時間
をかけています。
しかし、こうした作業に先立って、
もっとも必要となるのが、
クライアントの意向を
正確に把握すること
であり、
メッセージを届けるべき
お客様のニーズの把握
です。
要するに、
何のために、何をすべきなのか!
ということを正確に把握しておかない
と、いくら頑張って考えても、
より良い成果には辿り着かない
ですよね。
可能な限り、自分の理解を高めた上で
クライアントや制作チームと認識を
合わせて、同意を重ねていかないと、
自由にアイデアを広げていくことも
できません。
そのために、ちゃんと質問をして、
相手の考えを聞き出して、
さらには、自分の考え(アイデア)を
整理して伝えて、相手の考え(アイデア)
とのすり合わせを行うんです。
ここが上手くいかないと、仕事は
うまくいきません。
これは、どんな仕事でも同じだと思います。
実際、ラグビーというスポーツの中でも
重要であったわけです。
何のために重要だったか?
それは、ラグビーのコート内で、選手たちが
自分で判断して、自主的に行動できるように
するために、必要だったわけです。
自主的な行動を取る根拠として、
“チームが勝つために、何をすべきか” を
根本から理解して、
自分たちそれぞれの”強味”を正確に把握して
きちんと役割分担するために、日常的に深い
コミュニケーションを取ることが大切だった
わけです。
私たちが対話は”気づき”の宝箱、という
キャッチをつけてコミュニケーション トレー
ニング用のカードゲーム「ソコキコ™」
を開発した理由も、根っこは同じです。
チームを強くしたいと思ったら、
組織を強くしたいと思ったら、
やっぱり「対話」が大切なんです。
Tangible Communication Card™「ソコキコ™」
は、対話の根本を支える「質問力」の向上に
役立ちます。
岩出監督の言われている
「SBAR(エスバー)」にも役立ちます。
皆様も、ぜひ一度お試しください。
今日も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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