こんにちは、株式会社プラップル コピーライターで
ソコキコ™オフィシャルトレーナーの佐藤秀治です。
今朝、いつものようにラジオで『伊集院光とらじお
と』を聴いていたら、とても興味深い話がありまし
た。
今日のゲストは、12月28日公開の映画『こんな夜
更けにバナナかよ 愛しき実話』の監督である
前田哲 氏。
映画のかなり早い段階で出てくるという、高畑充希
が発する下記のセリフに「衝撃を受けた」というと
ころからトークが展開していました。
障害者だからってエラいのかよ。あなた何様?
映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』より
確かに、某24時間テレビでは、絶対に聞けない
ようなセリフですよねぇ。
前田哲:ちょっと(大泉洋演じる障害者の)偉そうな態度があったので。
伊集院:そうなんです。だから伊東が頑張って言ったからいいますよ。やな感じなんですよ。
前田哲:ずっとそうですよね、大泉さん、最初の方は。
伊集院:そうなんですよ。で、最初 観た時に、そんな映画ないから、僕らは逆差別をいつもしている。その、身体の不自由な人は、”心がキレイ!”みたいな。それは、”キレイ”でいいんですよ。フツーなんですよ。全部フツー。良い所も悪い所も、全部普通のはずなのに、何かそういうものしか、少なくとも映画にはされないって思ってるから…。
前田哲:はいはい。
伊集院:「ヤな奴だな」って感じ続ける最初の段階で、俺、『(そう感じてしまう)俺が悪いんじゃないか?』っていう意識になっちゃって。この映画多分、最後まで観れないんじゃないって思ったんだけど、このセリフが出た途端に『俺、ついてける!』って思う…感じ。高畑充希に寄り添おうって思う感じっていうのかな。それは監督からしたら、まんまと?
前田哲:そうですね、最初はホントにイヤな…その、高畑さんの演じる美咲の目線で観客も一緒に(物語に)入ってもらって、『何こいつ?』って。それがどんどんどんどん知っていくっていうか…同じ人間なんですから、それはあの、障害があるかないかっていうだけであるし。
それは、大人・子供、男・女の違いと同じであって、『〇〇だから』っていうのは彼女にはないんですね。元々壁のない子だから、対等に思っているから、パンと言えたっていう。TBSラジオ『伊集院光とらじおと』2018年12月25日放送より
この会話を聞いて、映画を観たくなりました。
本当にありますよね、伊集院さんの言う「逆差別」。
某24時間テレビのような「感動ポルノ」って、
“善意”に支えられている分、微妙なんですよね。
でも、見方を変えると、
身体が不自由な人は、
心がキレイで優しくて
健常者に迷惑をかけない
存在であるべき!
っていう圧力にもなり得るんですよ、
感動ポルノは。
一方的な期待を押し付ける構図っていうのは
あんまり良くないですよね。
やっぱり、対等な立場で、対話することが
大事なんです。
より良い世界を築くためには、コミュニ
ケーションが大事です。
映画の中で、大泉洋 演じる実在の人物「鹿
野靖明」について、どんどん知っていくように
互いに、興味と敬意を持って、相互理解を
深めていくことが大事です。
そして……
一番大切なコミュニケーションの基本事項は、
人はそれぞれ違う。
違っていて当たり前。
ということを忘れないことです。
健常者か、障害者かという、大雑把な分類
ではなくて、人間は皆、十人十色。
話下手な人がいるのはもちろん、
1人が好きな人もいます。
どんな人でも、自分らしく生きるためには
対等なコミュニケーションを通じた相互理
解が必要なんです。
そういう想いで、ソコキコ™も開発して
おります。
今日も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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