株式会社プラップル コピーライターで
ソコキコ™オフィシャルトレーナーの佐藤秀治です。
いろんな人に、職場におけるコミュニ
ケーションの課題を聞かせていただきま
したが、年齢性別問わず、必ず出てくる
のが、
波風立てずに本音が聞きたい
という思い。
職場の空気って、出来上がっているじゃ
ないですか。何となく。
そうした中で、質問すること自体、勇気
がいるという話も聞きました。
でもそれ、私自身も良く分かります。
「これ、聞いていいのかな?」って
いうことありますよね。
「本当は、嫌々やっているんじゃないか」
とか
「企画について、どの辺で悩んでいるのか」
とか
「なんでそんなに対話が素っ気ないのか」
とか、気になることはさまざまですが、
どこまで踏み込んで聞いたらいいかが、分
かりにくい!
だから、いつも違うシチュエーションの
中で、さりげなく話を切り出したいんで
すよ。
「ホントのところ、どう思ってるの?」
何て感じで、気軽に切り出したいんですよ。
そこで重宝されてきたのが、
飲みニケーション
若い人には「飲みニケーション」という
言葉はどう映っているでしょう?
「聞いたこともない」という人もいますか?
ある社長さんは、「最近の若い人を飲みに
誘っても、『それは仕事ですか?』と言って
断られちゃうんだよね」と嘆いていました。
社長に限らず、若い女性社員でも、
「飲みに誘うのもなかなか…」と
困っていました。
要するに
「今日、飲みに行かない」と突然誘っても、
「仕事で何か面倒な話があるのかしら」と
警戒されてしまうのではないかと
心配しちゃうんですよね。
問題は、日頃の人間関係の希薄さ。
仕事とプライベートを切り分けることは、
確かに大事です。
でも、職場にいる時間って、人生のかなりの
部分を占めるわけですから、「気の合わない人」
はもとより、「よく知らない人」たちとずーっと
一緒にいることの方が、問題ですよ。
私には、耐えられなかったです。
つまらないじゃないですか。そんな人間関係。
さらに言えば、希薄な関係の人に気を遣って
仕事し続けるのって、非常に神経すり減らし
ます。心を消耗しますよ。
だから、日頃から接点増やした方がいいことは間違い
ないんです。
そのための一つの手段が、飲みニケーション。
あるいは、ランチでもいいんです。
でもね、ランチの予算っていうのがあるじゃ
ないですか。
あんまりお洒落なランチを毎日続けるわけに
も行かないですからね。
それに、オフィス内で一緒にお弁当食べると
かって、仕事中の気遣いと、ほとんど変わら
ないでしょう?
お酒を飲みに行くなら、少量のアルコールで
少しリラックスした状態で話ができるのも
大きなメリットです。
でもね、「お花見」とか「忘年会・新年会」
みたいに、会社のヒエラルキーがそのまま
持ち込まれるような飲み会は別です。
すんごい面倒くさいですから(苦笑)。
アルコールハラスメントが発生しやすいのも、
そういう「オフィシャルな」飲み会です。
そんな大きな集まりではなくて、身近な人か
ら、こじんまりと交流を図る方が重要です。
あなた個人が、誰かを飲みに誘う社交性を持ち
合わせているのであれば、そうやって少しずつ、
色んな人と打ち解けて話ができる機会を作って
いくといいんです。
飲みニケーションって、昭和の死語のように思
われがちですが、職場の仲間と心を開いて打ち
解け合うきっかけの一つとしては、今でも非常
に有効だと思います。
お酒が飲めない人は、ランチでもいいし、休日
に「同じ趣味目的」で顔を合わせるのもいいで
しょう。
いずれにしても、コミュニケーションが硬直し
て、人間関係は息苦しくなってしまうことだけ
は避けることが、大事です。
そんなことを改めて実感しています。
長文、最後までお付き合いいただきありがとう
ございました。
今回はフワフワっとした話ですません。
もうちょっとしたら、がっしりとした話を書き
まとめたいと思います。
何卒宜しくお願い致します。