談笑する男女
こんにちは、株式会社プラップル コピーライターで
ソコキコ™オフィシャルトレーナーの佐藤秀治です。

昨日は「お客様導入事例」のインタビュー取材が
新しい気づきを得る、よいチャンスになる
というお
話を書かせていただきました。

そして、私たちが独自に開発したコミュニケーショ
ンのトレーニングツールである
Tangible Communication Card™「ソコキコ™」
のキャッチフレーズは、

対話は“気づき”の宝箱

というものにしています。

これには、ちゃんとした裏付もあります。
箇条書きすると、

  1. 人の考えを聞くことで、新しいことに気づく。
  2. 自分の考えを言語化するだけで気づきがある。

1番目については、特に説明は不要かと思います。

でも、1つだけ、条件があります。

それが「自分とは異なる考え」や「自分の経験し
ていないこと」を、きちんと聞く! ということ
です。

すでに自分の知っていることや、毎度毎度変わら
ないような内容の会話を繰り返していても、新た
な気づきは得られません。

さらに言うと、「今日は話が盛り上がったなぁ」
という時、大抵は、自分の言いたいことばかり
言って
スッキリしただけだったります。

それでは、新しい気づきが得られるわけがありま
せん。

人の話を聞く姿勢と、
話を引き出す質問力が
重要になるのです。

そして、2番目の項目
    ↓

自分の考えを言語化するだけで気づきがある。

「あれ、さっきの『自分の言いたいことばかり
言ってるだけ』という話と矛盾しない?」と
思った方もいらっしゃるかもしれません。

なのでこれも、条件を補足させていただきます。

それは「相手の質問に応じて言葉を発した時」
や「相手に分かってもらおうと思って、真面目
に言葉を探した時」、あるいは「相手の役に立
ちたくて、一生懸命考えた時」などのように、
対話している相手や、話し合っている議題に対
して、しっかりと向き合った時に発生られる言
葉に限られる、ということです。

これは、コーチングの用語で、

オートクライン

と呼ばれるものだそうです。

人は皆、相手に向かって話している時に、
自分の脳にも「自分の話」が聞こえているので
自分で言語化した情報から、
自分自身で新しい気づきを得ることができる
のです。

私自身、人と話し合っている最中に、自分が人に
向かって発した言葉を聞いて、「あ、これ、自分
がやらなきゃ」
とか「あ、そうか。これが自分に
とって大事だったんだ」
と気付くことが結構あり
ます。

これも、対話の効果です。

人に向かって、自分の「頭の中にある思い」
を言葉に変えてアウトプットするだけで、自
分自身に、得があるわけです。

人と人が、敬意を持って、好意を持って、興
味を持って、互いの考えや経験を尊重しなが
ら話し合えば、そこには必ず、実りが生まれ
ると信じています。

対話は“気づき”の宝箱!

今日も、このキャッチフレーズを忘れずに、
頑張っていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。