フィクションの中のお約束。必要条件は「気持ちが通じ合うこと」
皆様、いかがお過ごしでしょうか、
コピーライターの佐藤秀治です。
10月16日の日曜から始まったTBS系のドラマ『陸王』を見たのですが、やっぱり、ああいう王道を征く、ベタで、情熱的な物語は、見ていて気持ちいいですよね。面白かったです。歳を取って、私も涙腺もすっかり緩んでいます。初回視聴率も、14.7%と好評だったようです。
『陸王』に限った話ではないのですが、こうしたドラマで、主人公たちがきちんと成功をつかみ取ることができるのは、仲間同士、気持ちいいぐらいに、想いが通じ合うからです。
主人公が胸に秘めている想いなど、紆余曲折あっても、最後はしっかりと相手に伝わります。
時として、主人公を頭から否定してかかっていた敵役にまで、その想いが伝わります。
主人公が言いたいことを、周りの人が分かってくれます。
不器用で言葉にできないキャラだとしても、くみ取ってくれます。
こうした物語が気持ちいいのは、
私たちが日常の中で「想いが通じないもどかしさ」と向き合っているからではないでしょうか。
互いに通じることで世界が変わるなら、まずは自分が聞き上手になればいい
現実の世界では、自分の想いが隅から隅まで人に伝わることなんて、なかなかありません。
人には相性がありますし、自分の胸の内を、ドラマのように素直に、上手に、口に出せる人もそうそういるものではありません。
みんな、多かれ少なかれ、悩みを抱えて生きているものです。
それに、言葉で「自分の考えていること・感じていることのすべて」を人に伝えるというのは、本当に難しいことなのです。
仕事においても、それは同じこと。
仕事の連絡なんて、プライベートな悩みに比べれば単純に整理できそうなものなんですが、人と人が関わり合う場面は、常に複雑。
自分ではしっかり伝えたつもりでも、相手には肝心なポイントが伝わっていない……そんなことは、しょっちゅうあります。少なくとも、私はそんな失敗を何度も経験してきました。
人間が頭の中で考えることは非常に複雑ですから、すべてを分かりやすく言葉にするのは難しいのです。
そして、そんな難しさを、誰もが感じているわけです。
だからこそ、「聞く力」が重要なのだと、私は思っています。
だって、人に対して「もっと分かりやすく話してください!」とお願いしても、相手の人は大変です。
もちろん、相手も努力してくれるでしょう。しかし、相手に努力を強いるだけでいいのでしょうか。
さらに言えば、一体何人の人に「もっと分かりやすく話してください!」とお願いすれば、すべてのことを理解できるようになるのでしょうか。
コミュニケーションは、お互いの歩み寄りによって成り立ちます。
多くの人に「分かりやすく!」と、お願いをするよりも、まずは自分が「聞き上手」「質問上手」になることで、コミュニケーションの溝は、かなり埋まると信じています。
仕事だって、人と人のコミュニケーションから始まります。
私は大して立派な人間ではありませんが、ブリーフィングやミーティング、お客様へのインタビュー取材など、仕事を重ねる中で「自分の理解が不足している穴を埋めていくための質問」をしっかりと行い、相手の考えを十分に聞いて理解することを、自分に心掛けてきたつもりです。
そして、十分に相手のことが理解できた(つもりになれた)時は、仕事のアウトプットも、うまくいってきました。
だから私は、「聞く力」をセミナーの最初に設定したいと考えました。
セミナーでは、「なぜ人の話を聞くことが難しいのか?」をちゃんと説明します。
そして、「質問の仕方・質問の重ね方」を演習付きで説明させていただきます。
決して難しい話ではありません。
誰にでも実践できるスキルです。人見知りな性格でも大丈夫です。
貴方なりの「聞く力」を伸ばすきっかけになれたら、うれしいです。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひこちらのサイト(Peatix内グループページ)からご確認ください。
皆様にお会いできる日を、心より願っております。
お読みいただきありがとうございました。
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