私は、立ち食いそばに、焼き鳥が大好きで、
外食で「満足した店だけ」を、
思いついた時に紹介するこのブログを見返すと、
その質素さに、ちょっと悲しくなる時もあります(笑)。
しかーし!
今日初めて入ったお店は、また幸せなお店でした。
それが越後十日町そば がんぎ 新川二丁目店!
内田洋行 新川オフィスに立ち寄った際に、
そのちょっと先にあるこのお店を発見。
最初に頼んだのは、「キノコおろしそば」570円。
なめこが、どっさり。
ネギしゃきしゃき。
大根おろしに、削りガツオが大盤振る舞い。
そして、たっぷりの刻み海苔。
これはいい!
そして、下に隠れたそばを手繰ると
緑色!
布海苔をつなぎに使った、お蕎麦!
いわゆる「へぎそば」なんですが、
これは「へぎ」には乗っていない!!!
そして、「へぎそば」は、小千谷市の業界団体によって商標登録済み。
さらに「十日町へぎそば」は、十日町地域へぎそば組合が商標取得済み。
「へぎ」とは「片木」とも書くようでして
器の名称なんですね。
「へぎそば」のお店にいくと、大きな木の器に盛られているのを
見たことがあると思いますが、あの器に乗ってこそ「へぎそば」。
しかし、このお店には、「へぎ」はありません。
なので、普通に「もりそば」「かけそば」「ざるそば」といった
表記がメニューに並んでおります。
要するに、このお店のお蕎麦は
布海苔を使った、新潟お馴染みのお蕎麦なんです。
さて、キノコおろし蕎麦のクオリティに驚いたものの
少し麺が固かったので、モヤモヤしつつ内田洋行 新川オフィスに戻り、
某大学の展示を見てから……
再び、このお店に。
そして、冒頭に写真を掲載した「もりそば」360円を注文!
これが美味しい! 食感が気持ちいい!
一般的な「へぎそば」と違って、ここの麺は丸くて角がありません。
蕎麦生地を、切るのではなく、機械で押し出しているのでしょう。
しかし、そんなことはどうだっていいんです。
この値段で、この満足度!
素晴らしい。
というか、内田洋行の社員は、毎日のようにこのお店を利用できるんだな……と思うと羨ましい!!!
夜は皆さん、刺身などをつまみながらビールや日本酒を楽しんでいます。
これはいい。
こんな素敵な立ち飲みがあったのか! って感じです。
気付かなかったなぁ……。今まで損してましたw
そのうち、ここで晩酌したいと思います。
■ 越後十日町そば がんぎ 新川二丁目店
◆住所
東京都中央区新川2-7-7
(八丁堀駅B4出口より徒歩3分)
◆営業:月~金
10:00~21:00(L.O.20:30)